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アルト Fブレーキ パッド・フルード 交換

今朝は晴れ。(Z5撮影)
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起床した時間は7時半過ぎだったので、もう外は寒くはありませんでした。

 

庭の柿の木(多分)に花が咲きました。(Z5撮影)
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今日もアルトの車検整備です。

その前に先日の大風で飛ばされてしまったタイヤカバーの新しいのが先日Amazonから届いた物を被せました。(P6000撮影)
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今度はカバーの端をタイヤの下に入れましたので、そうそう飛ばされることはないと思いますが、家の辺りの風は物凄いので、断言はできません。

 

すんなりいけば、そう時間はかからないだろうとのんびり構えてました。

やり始める前のアルト。(P6000撮影)
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まず、リヤ ドラムブレーキの内部の確認と清掃から…。と思ったんですが、フロントタイヤにストッパーかけてサイドブレーキを外しても固着してプラハンで叩いても外れませんでした。スタッドボルトの横にあるネジ穴にボルトでねじ込めば外れるのですが、合うボルトがなかったので、今日はやるのをあきらめました。(P6000撮影)
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このリヤタイヤをつけてから、フロントに移りました。

 

ジャッキアップして馬をかけ、まずブレーキパッドを交換するために右フロントのタイヤを外しました。(P6000撮影)
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ブレーキキャリパーの裏側にあるボルト2本のうち上側のボルトは緩めるだけ、下側のボルトを外します。(P6000撮影)
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ボルトは外したのですが、ピストンに圧がかかっているようで、上にずらせません。(P6000撮影)
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ブレーキタンクの蓋を外したり、AGSのセレクトレバーをN(ニュートラル)にして見たりしたのですが変わりません。(P6000撮影)
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仕方ないので、フルード交換はパッドを交換した後にする予定ですが、ピストンにかかる圧を逃がすためにワンマンブリーダーのタンクにつながるホースをニップルに繋いで緩めて圧を逃がしたらすんなり開きました。(P6000撮影)
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本来このために買ったけれど使うことなく自室で荷物をつるす役目になっていたS字フックをもってきて、キャリパーをひっかけて上にずらした状態を維持させます。(P6000撮影)
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キャリパーの車体側にはピストンがあり、対抗ピストンではなく、片側から押して、反対側は受ける側のタイプです。(P6000撮影)
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まず、出ているピストンが新しいパッドをつけると閉まらなくなるので先日Amazonで買ったピストン戻しツールを使って戻します。(P6000撮影)
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キャリパーサポートに着いているブレーキパッドの手前側を外します。(P6000撮影)
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ノギスで測ってみると7mm弱ありました。(P6000撮影)
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この写真では、いかにもこの状態で測っているように見えますが、この状態で測ってもちゃんとノギスの器具が当たっていないので正確ではないですが、このノギスのしっぽの方に深さを測る細い棒状のものが出るのでそれを使って測りました。
それでも汚れやカスが付いているとずれるので大体ってところです。

 

新しい曙ブレーキのK4パッドは9mm超ありました。(P6000撮影)20250417_16.jpg
新しいパッドの表面をヤスリで軽くなで、角も鳴き防止の為に軽く削っておきます。

 

鳴き防止の為に純正のシムを純正パッドから外し、パーツクリーナーで拭いてから、水に濡らしたウェスで拭いてから新しいK4パッドに取り付けました。(P6000撮影)
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そして、そのままキャリパーサポートに取り付けました。

 

続いてピストン側のディスク向こう側のパッドを釣り外しました。(P6000撮影)
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ピストン側のパッドには取っ手(?)が付いていますが、シムはついていません。
ブログでパッド交換を書いている人の中には表側のパッドのシムは付けずにピストン側のシムだけ付ける的なことを書かれている人がいるのですが、僕のアルトは何か違うのだろうか…。

 

K4パッドのピストン側のパッド(上側)と形状が少し違います。(P6000撮影)
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合わせてみると、このピストン側のパッドはかなり減っているように見えます。(P6000撮影)
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ノギスで測ってみると1.5mmくらいピストン側の方が余計に減っています。(P6000撮影)
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こちらも表面を撫でて、角を少し削りました。(P6000撮影)
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ピストン側(ディスク右側)も取り付けました。(P6000撮影)
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また万能グリスの出番です。(P6000撮影)
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ピストンの表面に塗りました。(P6000撮影)
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キャリパーのパッドを抑える2本の爪の辺りにも塗りました。(P6000撮影)
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そのままS字フックを外してパッドにキャリパーを被せます。

 

が、どういうわけか閉まりません。(P6000撮影)
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ピストンは戻っているので当たってはいないですが、どこかがぶつかっています。

 

キャリパーとキャリパーサポートを繋ぐ接続部でした。(P6000撮影)
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押さえてもこじっても嵌りません。

 

何がわりーんだといじっていたら、この黒いゴムのついた部分はくりくりと回ります。(P6000撮影)
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若しかしたらと回していたら、すんなりキャリパーが嵌るところがありました。

うーむ。いくつかのブログとか見たけど、これは書いてなかった。
エライ時間がかかってしまった。

 

接続ボルトを手でねじ込みます。(P6000撮影)
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手でしまらないところまで行ったら最後にトルクレンチで26N・mで締めました。(P6000撮影)
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上側の緩めてあるだけのボルトも同じ26N・mで締めます。(P6000撮影)
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右側のタイヤは取り付けずに馬だけにして、ジャッキを持って左側に移ります。(P6000撮影)
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タイヤを外し、パッドを交換できる状態にします。(P6000撮影)
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こちらはボルトを外せばすぐにキャリパーをずらせました。(P6000撮影)
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反対側で既に圧を逃がしてあったから、こちらは圧がかかっていなかったようでした。

 

こちらもS字フックで吊ります。(P6000撮影)
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パッドを取り外せる状態になったので、まず手前側から外します。(P6000撮影)
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純正(左)とK4パッド(右)。(P6000撮影)
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ディスク接触面。(P6000撮影)
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新旧合わせてみると、形状の違いが良く分かります。(P6000撮影)
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一応この純正は後3mm分くらいは使えそうでした。(P6000撮影)
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1回目の車検の時にディーラーに出したとき、リコールまではいかないけれど、ディスクが良くない事が発覚していて、ディスクとパッドを変えてくれてあったと思ったので、それでまだ残っているのだと思われます。

 

接触面をこすって、端を少し削りました。(P6000撮影)
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純正からシムを外し、パーツクリーナーで洗ってから、水で濡れたウェスで拭いて、写真を撮ってからK4パッドに取り付けました。(P6000撮影)
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キャリパーサポートに取り付けます。(P6000撮影)
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ピストン側も外します。(P6000撮影)
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こちら側もやはりピストン側の方が残りのパッドが少なくなっていました。(P6000撮影)
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キャリパーを外さずに見えるのは表面(ピストン側とは反対面)なので、まだ大丈夫と思っていると、いつの間にか効かなくなってることが起きそうです。

 

 

表面を撫でて、端を少し削ります。(P6000撮影)
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両側を組みつけました。(P6000撮影)
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ピストンを戻す前に既に反対側のピストン戻しでタンクがいっぱいになってしまっているので注射器で少し抜きます。(P6000撮影)
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ピストン戻し器具でピストンを戻します。(P6000撮影)
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万能グリスを持ってきます。(P6000撮影)
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こちらもピストン反対側のパッド抑え部に万能グリスを塗ります。(P6000撮影)
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ピストンにも万能グリスを塗ります。(P6000撮影)
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キャリパーをパッドに嵌めます。(P6000撮影)
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反対側で苦労して学習したので、今回は難なくキャリパー接続部を合わせることができました。(P6000撮影)
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ボルトを止まるところまで手でねじ込み、最後はトルクレンチで26N・mで締めます。(P6000撮影)
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緩めてあるだけの上側のボルトも26N・mで締めます。(P6000撮影)
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これでパッドの取り付けはおしまい。(P6000撮影)
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外した純正のパッドもまだ少し使えるので緊急のために取っておきます。(P6000撮影)
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ブレーキフルードの交換に移ります。(P6000撮影)
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一応フルードの水分量を測定しておきます。(P6000撮影)
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1%未満なので、まだまだ大丈夫そうではありますが、気持ちよくブレーキをかけるためにも全入れ直しをします。

 

 

まずタンクに残っている古いフルードをできる限り抜きます。(P6000撮影)
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見えるところは空になりましたが、底に何やら黒い粒子のようなものがあります。(P6000撮影)
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フルード・オートチャージャーを取り付けます。(P6000撮影)
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コックを開けると勢いよくタンクが満たされて行きます。(P6000撮影)
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本来一番離れた左後ろからやるのが効率的らしいのですが、タイヤ外して準備できてる左前から交換していきます。(P6000撮影)
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抜き始めはちょっと黄色いけれど、未だ透明なフルードでした。

 

取り敢えず、5回ほどブレーキペダルを踏みこんでみたら、ワンマンブルリーダータンクに出てきたフルードは真っ黒でした。(P6000撮影)
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タンクの底に残っていた黒い粒子が混じってこんな黒くなったんだろか?
取り敢えずホースの中のフルードは透明でしたが、後10回くらいフルにブレーキペダルを踏んで終わりにしました。
割とすぐにフルードの色がきれいな透明になっていたので、どのくらい踏めばいいのか今一…。(^^;

 

続いて右側に移ってこちらも15回くらいフルに踏んでおきます。(P6000撮影)
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タンクの中のフルードの色は薄くならずに溜まりました。(P6000撮影)
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取り敢えずここでたまった古いフルードを捨てます。

 

フロントタイヤを両方取り付けてから、馬を外し、右リヤタイヤを外します。(P6000撮影)
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ドラムブレーキが作業できる状態になります。(P6000撮影)
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ニップルは反対側にあります。(P6000撮影)
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写真撮り忘れましたが、 フロントの10mmのニップルに比べると8mmのニップルは細く、ワンマンブリーダーのホースが少し太いからか、更にメガネレンチのメガネ部の厚みがあってホースがニップルをうまく挟み込めないからか、まっすぐにホースを維持しないとエアーが混じっているかのような気泡がニップルとホースの所から発生してしまいます。(P6000撮影)
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なので、厚みの薄いメガネが必要です。

右側のリアドラムブレーキのフルード交換はうまく行きました。

 

左側に移りましたが、もうこの頃には疲労困憊していて、頭の中が真っ白になってきてしまい、「早く休みたい」しか考えられませんでした。

それでもあとちょっとと自分に言い聞かせて左リヤタイヤを外します。(P6000撮影)
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作業できる状態になりました。(P6000撮影)
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ニップルにメガネレンチをかけてから、ワンマンブリーダーのホースを噛ませてメガネレンチを「えいっ!」っとばかり動かすと嫌な感触が…。

最初はニップルが折れたのかと思ったのですが、幸いニップルは折れておらず、緩むのとは反対方向に一気に力を加えたために六角部が舐めたのでした。(P6000撮影)
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正直血の気が引いたのですが、ニップルが折れてないことが分かりほっとしました。
取り敢えず、緩むことも閉まることもできないので、新しいニップルが無いのにペンチなどで回してフルード駄々洩れになったらどうしようもないので、ニップルをディーラーに頼むとして、舐めたボルトを外す方法を調べないといけないけれど、水分量は1%以下であることもあるし、最悪こっち側はフルード交換しなくても車検通すまでそのままでもいいやと腹が座ったので、取り敢えず今日はここまでにしました。

 

終わりにするためにフルードのタンクの所に行くと、オートチャージャーの隙間から虫がフルードの中に飛び込んでました。(P6000撮影)
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毒性最悪のフルードの中に飛び込むとは哀れな虫だと思いました。

 

取り除いてからキャップをしました。(P6000撮影)
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次の休みにやるのはエアクリーナーの交換と、スパークプラグの交換と…。(P6000撮影)
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エンジンルーム内も少し掃除した方がよさそう…。

 

タイヤを全て取り付けて、規定のトルクでしまっているか何度もチェックして、出した工具や道具や材料を倉庫にしまって終わりにしました。(P6000撮影)
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やってる途中でAmazon配達員が届けてくれた荷物。(P6000撮影)
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ヘッドライトのレンズが白濁してきたので、光量不足を解消するため、ポリッシャーで磨くためにヘッドライトコンパウンドを買いました。(P6000撮影)
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これが中身。(P6000撮影)
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もう一つ頼んでいて、こちらはポリッシャーとかで物理的に磨くのではなく、汚れを科学的に分解して汚れを浮き上がらせる薬剤。(P6000撮影)
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中身はこれ。(P6000撮影)
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ディープクリーナーが汚れを浮き上がらせる薬剤で、もう一つの小さい瓶にはクリアになった状態デコーディングするコーティング剤が入っています。

 

後、手に着かないようにする使い捨て手袋と、ウェスが入っていました。(P6000撮影)
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これまで次の休みに出来るかな。

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