君の名は
今朝は小雨。
波板の簡易屋根のついているところから撮ったので、何時もとちょっと見え方が違います。
そんな天気なので、今日は25日に届いた「君の名は」を再視聴しました。
以下ネタバレ含みます。
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新海監督は「雲の向こう約束の場所」の公開前から応援しているので、純粋に作品も好きなのですが、作品的には時々理解できない部分があったり、あまり新海監督の作風とは違うだろうというものがあったりしているので、いつも最初に見る時は多少懐疑的な見方を含んで見始めてしまうところがあったりします。
で、特に今回の話は心と体が入れ替わるという「転校生」とかにもあるストーリーが事前に大々的にPRされていたので、新海監督がどういう風に描くのだろうという興味が半分。
それだけの話を描くのだったら、それはそれでちょっと違うかなって気がしてたのが半分で余計に最初からのめり込んで見るのではなく、一歩引いた感じで見ていたのでした。
それが、途中から不安を大きく裏切って、入れ替わりだけでなく、タイムリープと大災害とを絡めて描くことによってさらに広がりのある話を作り出すことができたようでした。
視聴後感としては「秒速5センチメートル」に似たところがあるかもしれません。
あっちはアンハッピーエンドで、こっちはハッピーエンドである違いはありますが。
ただ、できれば最後に父親を説得できたところをもうちょっと丁寧に描いてもらえるともうちょっと感動が濃かったのかもしれせん。
年が違って曜日も違うのだから気が付かないか…とか、いくつか気になる所もありますが、あまり細かいことをいうと、楽しくなくなるので、あえて考えないようにするといいのかも。
ということで、再視聴は、一度見たものを補完して見ていくので、一度目よりも感動が深かったかもしれません。