アルト エンジンオイル交換&AGSオイル交換
今朝はアルトは凍ったり、濡れたり、曇ったりはしていませんでした。(D5600撮影)
朝のうちは寒かったので、少し時間をおいてから、10時少し前からアルトのオイル交換を始めました。(P7700撮影)
最初に左側をジャッキアップして、馬を噛ませてから右側を持ち上げてフロントが持ち上がりつつ、右側を少し低くしてオイルパン内のオイルが少しでも多く排出されるように傾斜をつけます。(P7700撮影)
ドレンボルトを外すと汚れたオイルがドバっと出てきます。(P7700撮影)
前回交換したのが去年の8月で、距離的に未だそれから3,661Kmしか走ってないですが、7ヶ月も経っているので交換時期です。
それと、5月車検期限なので来月から車検を受けられるので、その整備の一環という事もあります。
今回はオイルフィルターも交換する回だったので、一緒に交換です。(P7700撮影)
取り外した後、パーツクリーナーで清掃し、新しいフィルターのゴムパッキンにオイルを塗って締まるところまで手で締めて、最後はトルクレンチで締めます。14Nm。(P7700撮影)
ドレンボルトのパッキン(ワッシャー)を新しいものに交換します。(P7700撮影)
ドレンボルトを手で締まるところまで締めてから最後にトルクレンチで締めます。33Nm。(P7700撮影)
気がついたら、前に買ったジョウゴが見つかりません。
仕方ないので、ペットボトルを切って応急ジョウゴを作ってこぼさないように給油します。(P7700撮影)
前回買っておいて、使わなかったEDGE 5W-30を今回はフィルター交換してるので、2.6L給油しました。フィルター交換無しの場合は2.4Lです。
で、続いてAGSオイルを交換するのにジョウゴに耐油ホースをつないだ自作器具が必要なので、それを探しに行ったらエンジンオイル給油用のジョウゴもありました。(^^;;;(P7700撮影)
まずAGSオイルを給油する側の上のボルトを外します。(P7700撮影)
上側は近くでレンチを回すスペースがない上に奥まっているのでトルクレンチに着けるエクステンションが長いものが必要ですが、それさえあれば割と簡単に外せます。(P7700撮影)
問題は排出用の下のボルトでAGSギアチェンジ用レバーを操作するためのケーブルを支えているホルダーを外さないととても外しにくいので、このホルダーを外すために止めているボルトを外したのですが、これがまた一苦労。長いエクステンションを買った時に偶然ついていた機能のユニバーサルジョイント(ソケットの向きがまっすぐでなくても着けられる)の機能を使って上側のボルトをユニバーサルジョイントに繋いだソケットで外すことが出来ました。(P7700撮影)
上の写真で外れたボルトが写っているのは下側を止めているボルトで、これはメガネレンチで外しました。
このオイルは粘度が低いので、廃油パックの状態を合わせてやらないと毎回こぼしていたので、今回は慎重に事前に合わせておいてこぼさずに抜くことが出来ました。(P7700撮影)
下側のボルトの内側には磁石がついていて出た鉄粉を吸着しておけるようになっているのですが、ウェスで拭ってみるとものすごい鉄粉が取れました。(P7700撮影)
初回のみ1万Km行かずに交換したモノの、2回目と、今回3回目両方とも1万2千Km超で交換しているので、それが原因という事でもないかとは思いますが、3回目ともなると蓄積したものが多くなるのかもしれません。
取り敢えず上下両方とも清掃しました。(P7700撮影)
この後、シールテープを巻いておきます。
かなり抜けきったところで下のボルトを絞め込みます。(P7700撮影)
これはストッパが無いので入れればいれるだけ入っちゃうんですが、ボルトの縁が1mm程度残ったくらいで締めこむのを止めておきます。
この後はこの辺りは問題ないので、AGSギアチェンジレバーのワイヤーケーブルとケーブルホルダーを取り付けておきます。
上の穴にジョウゴに繋いだ耐油ホースをつないだものを差し込みます。(P7700撮影)
エンジンオイルを入れた時のジョッキを使いまわしなので、中身をパーツクリーナーで洗い、ウェスで拭っておきます。(P7700撮影)
そしてAGSオイルをジョッキに注ぎます。(P7700撮影)
2.2L給油なのですが、残っていたオイルで間に合ったので、新しく買ってきた1缶残ってしまいました。
こちらはじょうごの先にホースがついているので流れ込んでいくのに少し時間がかかります。(P7700撮影)
2Lまではこぼれることは無かったですが、2.2L入れてから見ると上の穴からオイルがあふれて出てきていました。(P7700撮影)
こちらもボルトの縁が1mmくらい残るまで位絞め込みます。(P7700撮影)
そのあとホースを上から引っ張り上げて、溢れたオイルが流れているエンジンの側面をパーツクリーナーで清掃しておきます。
オイルがエンジン下側迄流れてきているのでそのあたりまでパーツクリーナーでキレイにしておきます。(P7700撮影)
ここの所掃除ができないでいるので、エンジンルーム内も埃でいっぱいです。(P7700撮影)
車検までに掃除しないとなぁ。
エンジンオイルを入れた後、AGSオイルを更に入れているので、AGSオイルは殆ど色としてはキレイなサラダオイルのような色のままなので、一旦かなり真っ黒に近い色になった廃油パックの布が淡い色になってます。(P7700撮影)
エンジンをしばらく回しておいて、たくさんある工具やら何やらを片づけて、終わったところでエンジンを切ってから少しおいてオイルの量を検知棒で確認します。(P7700撮影)
上側の穴よりも若干少なく、9割がた入ってる感じです。
多すぎても良くないのでとりあえずこれで良しとしました。
取り敢えず、終わったのが14時少し前でした。
やっぱりAGSオイルを交換するとどうしても余分に時間がかかってしまいます。
最後にドレンボルトやオイルフィルターを手で触ってみてオイルが着くことは無く、オイル漏れは無し。
また明日の朝もう一度確認して出かけることにします。