WRC2008Round1ラリーモンテカルロ
- 2008/02/11 00:03
- カテゴリー:カーレース
今夜は1月27日に最終日を迎えたWRC Round1のモンテカルロラリーの様子を
CSのJ Sports ESPnで放送しました。
去年でフォードのグロンホルムが引退して、面白くなくなってしまうのか
とも思いましたが、そんなことは無く、第一戦からなかなか面白いバトルが
繰り広げられました。
優勝はシトロエンのセバスチャン・ローブ。
このポジションはグロンホルムがいなくなった今、なかなか変えるのは
難しいかもしれません。
2位がフォードのミッコ・ヒルボネン。
去年までグロンホルムのセカンドドライバーとして影の功労を収めて
フォードのマニュファクチャラータイトルを取るための大きな戦力になった
若い力が今年はフォードの第一ドライバーを務めます。
スバルも手放さなければ良かったのに…。
3位はスバルのセカンドドライバー、クリス・アトキンソン。
去年もモンテカルロでは4位と相性のよいコースなだけに、なかなかいい
走りをしてました。
最後のSSで4位のフォードのフランソワ・デュバルとのF-1のコースを一部
使ったスーパーSSではなかなか気合の入った走りをしてました。
我らがペター・ソルベルグは5位。
あまりモンテカルロは相性がよくないらしく、過去の最高位が6位だった
ことを考えれば上出来なのかもしれませんが、精彩の無い走りでした。
ただ、今回のラリーで車体は去年のままながら3位と5位の入賞をする
事ができたので、今年は復活してくれるかもしれません。
去年までのセダンタイプの車から、ハッチバックタイプの新車に、
シーズン途中で切り替わるので、その時、どうなるかが楽しみです。
ソルベルグがローブやヒルボネンと優勝を争えるようになれれば、
またWRCも更に楽しくなるでしょう。
WRCのレギュレーションがまた変わり、去年まで使えていたムースタイプの
タイヤ(パンクしても空気が抜けないようになっているタイヤ)が使えなく
なったこと、一昨年までミシュランとピレリのタイヤだった物が去年
BFグッドリッチ(ミシュラン系)になり、今年はピレリのワンメイクになりと
変わったこと、スタートの仕方が変わり、去年までは初日だけ速い順位から
走っていて、2日目から遅い順位から走っていた物が、全部の日で速い
順位から走るようになったこと。そして、今までレグ1などとレグ(節目)
という名前の日にちの区切りが、Day1からの分かりやすい日にちの区切りに
なったことなどがあるようです。
WRCのレギュレーションもころころ変わるので、毎年しっかり見てないと
1年見ないと浦島太郎になりそうです。(^^;;;