先輩
- 2008/02/04 20:05
- カテゴリー:家のこと
今日は朝起きるとピーカンで、放射冷却で目いっぱい冷え込んでました。
なので、家の外に出ると昨日降った雪が完璧に凍結していました。
なので、委託仕事に歩いていくと凍った雪が「ガリガリ」と凄い音を立てて
居ました。
最初のうちはみんな完璧に凍っていたので、逆に歩くのは楽だったのですが、
アスファルトの道に出て、中途半端に溶けているところに出てからが
大変でした。
黒くアスファルトだけだと思ってそこを歩くと、未だ薄く氷が残っている
ところがあり、加重を斜め後ろにかけると足がつるっと滑りました。
そういうところを歩く時は真上から加重して、真上に抜くという、
ロボコップのような歩き方をすれば、ほとんど滑りませんでした。
国道17号に出て、横断陸橋を渡ってみると上り車線ははるか彼方、
地平線まで車がつながってました。
大通りはほとんど溶けていたものの、ひとつ細い路地に入るとまだ
つるつる状態だったので、大通りから細い道に入る車で支えたのでしょう。
関東の人間はスノースポーツでもしなければ、ノーマルタイヤで恐れも
せずにがんがん入っていってしまいますから、ただでさえ雪道の走り方を
知らないのが、タイヤもやばくても平気で走っちゃうのでやばいです。
怖いもの知らずとは正にこのことで。
委託仕事から肩のリハビリに行くので早く帰って行き、今日は雪の影響で
来てる患者さんはあんまり居なくて、行ったらすぐにリハビリ開始して
もらい、家に帰ってくるまでに1時間で帰ってこられました。
夜飯を作っていて、どんぶりに入れていたら携帯に電話がかかってきて、
知らない電話番号だったのですが、出てみると学校を卒業してすぐに
勤めた仕事の先輩でした。
この先輩は、後輩の面倒を良く見てくれたとてもいい先輩で、たまたま
TVのニュースに映っていたスキー場の映像と相まって、先輩や同僚と
みんなで行ったスキーの時の情景が思い出され、感極まってしまいました。
正直、この最初の仕事は安定した仕事ながら、仕事内容は他人に誇れる物の、
その会社の内容はお粗末な物で、辞めた事は後悔した事は無いのですが、
今日この先輩の声を聞き、後悔というわけではないけれど、こういう
素晴らしい人たちと離れ離れになってしまったことが、とても悲しかった
です。
もう、あの時代に戻ることはできないと思うと悲しいですが、この先、
また同じ思いをすること無いように、その時その時を大切にして行こうと
改めて感じました、