るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 星霜編
- 2006/07/09 23:42
- カテゴリー:アニメ
今夜はCSのアニマックスで「るろうに剣心」の最終章のOVA「星霜編」が
オンエアされました。
絵的には綺麗ですが、キャラデザインはかなり違っていて、ちょっと戸惑うかも。
剣心は40代という設定なので、顔にしわが入っていたりしますが。
ネタバレがあると思いますので、観ようと思っていて未見の人は観た後に…
この星霜編。前編と後編に分かれていて、前編のほとんどはTVバージョンの
おいしい所を描きなおしたって言う感じで、後編の最初は追憶編の
続きという感じでしょうか。
追憶編で図らずも自ら手にかけてしまった昔の妻(雪代 巴)の弟(雪代 縁)に
今の妻(神谷 薫)をさらわれ、対決するまでの薫と緑の心の動きがメイン
(結果的にここも回想になる)で、後ろ半分は前編の最初で、大陸に出かけた
剣心が佐之助の助力で日本に帰ってくる下りと、薫が病に倒れ、二人の間に
できた子(緋村 剣路)が家出をし、師・比古清十郎の元で修行しているのを
明神弥彦の計らいで、気持ちを入れ替え母の元に戻る気にさせるところが
泣かせます。
ただ、TV版や(僕は観た事ないけど)原作のマンガを知っていないと、話の
あらすじが非常に分かり難いので、どこまでが回想で、どこまでがその時の
「今」なのか、何で佐之助が大陸にいて、剣路が(生まれて)いて、清十郎の
所にいるのかなどの事が、総てはしょられてしまっているので、ある程度
事前に情報を入れておかないと、感情移入が難しい作品といえそうでした。
ただ、ある程度TV版の原作に基づいた部分を知っていれば、ある程度推測が
つくので、そうなれば、泣けます。
最後はホンともう、泣けます。
やっと休めるね…。剣心。って感じで。