にっき

今夜、7時30分からNHKの「クローズアップ現代」で地球温暖化に対する
問題で、経済の根底から変えていかなければ、地球は再生できないだろう
という提言をされている「レスター・ブラウン」さんへのインタビューを
放送していました。

近年の異常気象の問題を見て、以前は地球温暖化の問題は未来の問題と
して語られる事が多かったのですが、もはや既に現在進行形の問題として
語られるようになってきており、このままCO2の排出が続いていけば
取り返しの付かないボーダーライン(地球が再生できるためのボーダー
ライン)を超えてしまい、環境悪化のため、経済も衰退してしまうだろう
という事でした。

このため、化石燃料の使用により、CO2の排出を増やすのではなく、
ローカルな方法(地熱や風力など)でのエネルギーなどに変えていかな
ければ、ならないだろうということです。

見る限りでは理解もできるしそうすべきだと思いますが、人間って
ぎりぎりにならないとできない生物ですから、これ以上ないという
ほどの危機が起こらなければ、石油を使わないようになる事は
かなり難しいのではないかと思います。

もし、石油を使わない安くて安全なエネルギーが見つかった場合、現在、
異常なほどに富んでいる中東等の産油国がどういう態度をとってくるか
というのが心配です。
利益のために戦争をするのも人間です。

環境を良くするために、第3次世界大戦が起こって結局人類滅亡して
しまったりして…。

それ(人類滅亡したとして)でも、環境は良くしなければならないとは
思いますが。人類以外の生物のために…。
っていうか、環境悪くしてるのは人間なわけですから、人間がいなく
なる事が、一番の環境対策でしょう。