食堂かたつむり
- 2011/02/06 16:01
- カテゴリー:映画
昨日の深夜、日本映画専門チャンネルで「食堂かたつむり」が放映されました。
最初の部分で、CGを使ったファンタジックにコラージュで表現されたアニメーション的な
イントロ部分があり、主人公がどういう境遇なのかが説明されているのですが、この部分だけ
見たところで、あれ?っと思ってしまい、見るのをやめようかと一瞬思ったのですが、
まぁとりあえず見てみようと、我慢(?)して見て、正解でした。
途中から話がどんどん素敵な流れになってきて、感動できる話になりました。
柴咲コウさん演じる主人公の倫子の作る料理を食べると、食べたた人たちが、小さいけれど、
幸せを手に入れられるというのがよかったです。
今時流行りの魔法使いの感がありますす。
何と言っても見所は、江波杏子さんが老婆の役をやっているのですが、最初は、まともにモノも
食べられないようなヨボヨボの状態なのに、食事をしている間に、一品一品の料理を食べる毎に
若返っていくのがとても素晴らしい表現方法で描かれていました。
監督のイメージが良かったのか、江波杏子さんが上手なのかは分かりませんが。
ほんと、美味しいものを食べるということは、本当に生きる底力なのかも知れません。
なかなかハートウォーミングでいい作品でした。
深夜、見ているときに、トイレに行きたくなって、見逃した部分を録画を視聴して、確認した後、
そのまま全部見てしまい、もう一度最初から最後まで全部見直しました。
観直してみると、一番最初に「うえっ」と思った部分が、そのファンタジックな表現で辛くなり
すぎずに良かったのかなと思えるようになりました。