チリ大地震と津波
- 2010/02/28 21:25
- カテゴリー:社会の記事から
今朝は、明け方近くまで「花田少年史」のコミックスを読んでいたので、
朝はゆっくり寝ていました。
目が覚めると外ではザーッと雨の音もしていたし。
起きて、昨日録画したものを編集してから、ちょっとインターネットをして
その後雨の中、歩きで買い物に行って帰ってきて、11時半にTVを点けると
昨日のチリ大地震で気象庁が大津波警報を出したと報じていました。
最初は1時半頃にちょっとした波が来て終わりかなと思っていたら、そうは
問屋が卸さず、エライ長いことになってしまいました。
今日は雨だし、家でパソコンいじっていようと思っていたので、ペガシスから
TMPGEnc Authoring Works 4 のTrial Versionをダウンロードしてきて、
どういう出力結果が得られるか試しながらTVを見ていたのですが、最初の
波が10cm…。何だやっぱそんなもんかぁ。と思いながらもTV点けっぱなしで
PCしていたのですが、その内に岸壁の上にまで海水面が上がるシーンが
出てきて、NHKに出ていた東大の準教授が言っていた様に、第2派、第3派が
どんどん大きくなってくると、これは簡単には終わらんなと気づきました。
今日は夕方5時から「鋼の錬金術師」。夜8時から「龍馬伝」を録画しようと
思っているので、早くこのニュースが終わって欲しかったのですが、残念
ながら、両方とも画面に津波のニュースが出っ放しでした。
かなりガッカリです。
埼玉は山無し県ならぬ海無し県なので、埼玉まで到達するような津波は
太平洋にでも直径1Kmの隕石でも落下しなければ無いでしょうから、
色々チャンネル回して見ましたが、TV埼玉だけは津波情報をやってません
でした。(^^;;;
それにしても、今回、やっと津波というものがどういうものか判った気が
します。
昔から、津波と言うと、それこそBigWave。BigWendsDayといわれるような
サーファーの人が乗るような波の事のような気がしていたのですが、
実はそういった細かい薄い波ではなく、海水の移動といった方がしっくり
来る気がします。言うなれば、潮の干満のミニサイズ版。
だから、白波が立たなくても、海が盛り上がって潮位が上がって陸地に
上がっていくんですね。
今のところ、結果的に海岸近くの建物が何件か浸水したくらいで人的被害は
報告されていないようですが、遠く離れた場所で起こった地震のため、
直接地震源から送られてきた波ではなく、別の海岸で反射された波が、
時間差攻撃で仕掛けてくる事が多いらしいので、明日の明け方4時過ぎの
再び満潮になるあたりまでは、警報は解除されないだろうとのことでした。
オーストラリア、ニュージーランドは別として、日本はチリの海岸に正対して
存在するので、津波をもろ受けやすいみたいですね。
大きな地図で見る
他の国は正対って感じではないから、斜めに力を受けられるって感じだけど。
もっとも、そういうところで跳ね返された波が第2派、第3派となってまた
襲ってくるのだからたまらないですね。
1960(昭和35)年にあったチリ地震はM9.5という、超最大級だったらしい
ですが、今回も大きいけれどもM8.8くらいと、若干小さかったのが、日本に
届いて死者を出すまでにいたらなかった原因でしょうか。
けれども、日本近海で、通常では見られない深海魚の「リュウグウノツカイ」
なるものが、やたら浅いところに上がってきて、打ち上げられているという
話ですから、もしかすると、日本にも何かあるのかも…。
丁度日本の真裏って感じの位置らしいですからね。チリは。
日本に何も起こらないことを祈ります。