オーバーホール開始
- 2008/11/29 23:43
- カテゴリー:Gorilla
ゴリラのエンジンのオーバーホールを開始しました。
今回はほとんど写真を撮りませんでした。
ヘッドから分解し始めたのですが、ヘッドのガスケットが既に溶けて
溶着しかけていて、ヘッドを取り外すのに苦労しました。
プラハンで叩いていたら、失敗してエキパイ取りつけ用のスタッドボルトを
曲げてしまいました。(^^;;;
燃焼室もピストンの上もなかなか合わなかったキャブのセッティングの
関係で既に結構真っ黒です。
ジェネレーターベースとクラッチアウターのネジをクロムの六角のネジから
ステンの六角のネジに変えようとヤフオクで買ったものがきていました。
ばらしたところ、他のオイルシールも換えたほうが気分的にいいなと
いうことで、オイルシールとノックピンと折ってしまったエキパイ取り付け
スタッドボルトを買ってきました。
腰下内部はつつがなくバラして清掃して組み立てました。
ミッションがうまく回らなかったので、3度ほどバラしなおしましたが。
あと、シフトドラムストッパー(シフトドラムのとめボルトではなく、
シフトチェンジした時の位置決めの金具を止めておく)ネジの頭がなめ
かけていたので、以前に買っておいたネジと交換しました。
このタケガワのネジ。パーツで頼むと小袋にたくさん入ってくるので、
何度なめても大丈夫…。(^^;;;
そして、問題のクラッチアウターのネジをクロムからステンに換えたのですが
新しいステンのネジ、1本だけ止めるのには問題ないのだけど長さが短くて、
ちょっと不安に思いつつ、トルクレンチで締めたら、なめました…。(??〆)
とりあえず他のネジはちゃんと問題なく締まったので、とりあえず、今回は
良しにすることにしました。次回バラす時は、電動ドリルとなめたネジ外し
器具が必須ですね。ヤフオクで落しておかなければ…。
ジェネレーター(ステーター)ベースのネジはしっかりと止まりました。
後はつつがなくフライホイールまで取り付けました。
そして今日の朝、通販で頼んだ強化シリンダースタッドボルトとステンレスの
ケースボルトが届いていました。
最初、このステンのケースボルトを頼んだのは、この中に入っている短い
皿の六角ネジがジェネレーターベースの止めネジだと思って頼んだのですが、
後で色々見てみるとどうもクラッチ側のケースカバーの止めネジみたいだと
思って、仕方なくヤフオクでステンのジェネレータベースとクラッチ
アウターのネジを落札したのですが、今日来た通販のネジセットの中の
短い皿ネジはジェネレーターベースののネジでした。(:_:)
最初からこれがジェネレーターベースのネジだと分かっていれば、ヤフオク
では落さなかったのに…。
まぁ、自分が確認しておかなかったのが悪いんですが。(:_:)
ケースのボルトは、次回、交換することにします。
で、スタッドボルトを強化のものに換えました。
元々ついていたスタッドボルトは向って右側の上下は、かなりきつく締まって
いましたので、ちょっとどきどきしながら外しました。ねじ切れちゃうん
じゃないかと思って。(^^;;;
上のヘッドのなとを取り付けるところのネジを切ってあるところは、ダブル
ナットをかけるのにナットをはめたところ、潰れているのかうまく手では
回らない部分がありました。
換えて正解だったと思います。
シリンダーと、シリンダーヘッドの間のガスケットはかなりこびりついて
いて、取るのが大変そうだったので、オイルにつけておきました。
シリンダー側のほうは取るのに苦労しましたが、ヘッド側のほうは、割と
楽に取ることができました。
やっぱり熱の関係なんでしょうか。
燃焼室を歯ブラシで磨いた後にコンパウンドで磨き、バルブも今回は簡単に
ですが、すり合わせをしました。ポートも歯ブラシで磨いてウエスで清掃
しておきました。
面取りをするのに、オイルストーンで磨いてあります。
そして折ってしまったエキパイ取り付けようスタッドボルト。
交換はそれ程大変ではありません。
頭が六角のヘキサレンチを入れられるようになっているので、トルク管理も
ばっちりです。
最後にピストンの頭を掃除して今日のオーバーホールはやめにしました。
やっぱりある程度ばらしてあったとはいえ、一日ではできません。