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2008年03月13日の記事は以下のとおりです。

合体

国際宇宙ステーションとスペースシャトルエンデバーがドッキングしました。
エンデバーには日本人宇宙飛行士土井隆雄さんが乗り込み、日本の宇宙実験
施設「希望」を国際宇宙ステーションに取り付ける予定です。
ファイル 704-1.jpg
まだまだこれから「希望」の取り付けがあるなど、困難をきわめると思い
ますが頑張って欲しいです。

たかだか地球の上空○千メートルという次元ではあるものの、そこに
長期滞在できる施設を作るという、子供の頃ではSFでしかありえなかった
ことが現実になっているのを見て、自分の年齢を感じるとともに、夢でしか
ありえない物語も、いつかは現実になりうるという物語に遭遇することが
できて、今の時代を生きていられることに感謝したいと思います。

僕が生きている間に宇宙に住む普通の人間が出るまでの進歩があるか
どうかは分かりませんが、人間は挑戦し続けていくことでしょう。

そして、たった一つの水素原子とも出会わないような深遠なる宇宙を
旅して、この宇宙に住んでいる生物は自分たちだけではないことを
発見できるのかもしれません。

地球自身のことさえ本当に分かっていることは少ないけれど、空に向かって
手を伸ばしていきたいのが人間なのかもしれません。

どうか、まずその日本の第一歩としての「希望」の取り付けが成功する
ことを願って止みません。

犬神家の一族 昭和版

  • 2008/03/13 00:03
  • カテゴリー:映画

今夜、というか、もう日付が変わってしまったので、昨夜、先日お亡く
なりになった市川崑監督の「犬神家の一族」の昭和51年版がNHKのBS2で
放映されました。

横溝正史氏の作品を市川崑監督が映画化した中でも一番好きな作品です。
先日、地上波の民放で平成18年版を放映しましたが、それよりもこの
昭和51年版の方が文学作品的なにおいがします。

平成18年版の方が話の内容は分かりやすい気がするのですが、逆に
考えるとちょっと説明的でくどいのかもしれません。
もしかすると分かりにくいところを分かりやすく説明したかったの
かもしれません。

エンディングのところは特に昭和版のほうがいい気がしています。
金田一耕助が見送られるのが嫌だからと去るところで、昭和版は見送りに
行こうとしている人たちがいく準備をしているところまでしか描いて
いませんが、平成版では皆で集合していないことに気づいて…なんて
所まで描かれていて、ちょっと余分かなって気さえします。

平成版の時の日記にも書いたのですが、本当に惜しい人を亡くしました。


僕はこの映画が流行った当時、この作品から横溝正史氏の作品にはまり
かなりたくさんの作品を読んだのですが、中でも一番好きなのは、
市川崑監督は映画化していませんが、「八つ墓村」です。
映画化されたりドラマ化されたときには出てこないことが多いのですが、
(うろ覚えですが)障害のある女性が出てくるのですが、その女性が
あることをきっかけに、蛹が蝶に変化するように、美しくなるシーンが
あり、その描写がなぜか妙に心に残っていて、瞼の裏で映像化して
見えるようでした。
映画とかを見て、何故、そのシーンが出てこないか不思議なのですが、
もしかすると倫理的に何か問題があるのかもしれません。
小説をもう一度読みたいと思っているのですが、なぜか本屋さんに行く
時は忘れています。(^^ゞ
でも、近いうちにまた読みたいと思っています。

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